広報委員会TOP KANAGAWA Soccer News 観戦ノート


第23号(平成14年8月20日)

■神奈川県サッカー協会「法人化」へ向けて

 「この法人の目的は、神奈川県においてサッカーの普及及発展、競技力の向上に関する事業等を行い、神奈川県民の豊かなスポーツ文化の振興及び心身の健全な発達に寄与することにある。その方法として、スポーツ文化の発展に必要不可欠な指導者を育成し、地域のスポーツ指導者のリーダーとして社会に貢献していくことを念頭に、研修プログラムの充実とスポーツ施設の有効利用を課題とし取り組んでいきたい。学校や企業に頼っていたスポーツの環境が、学校の週休2日制への移行や企業全体の構造不況などの理由から、地域社会への依存度が増してきている今日の情勢に対応できるよう体制を整えるために、各自治体と協力していく為には、公益法人としての整備が必要であると考える。また、選手強化育成にも力を入れ、競技力向上に偏る事の無い人格形成に成果をあげることのできるプログラムを計画実施していき、将来において有能な指導者やマネージメントにおけるリーダーを輩出し地域に貢献していきたいと考える。」

 以上は、設立趣意書(案)の冒頭文ですが、今日、ライフスタイルの多様化にともない、スポーツ(サッカー)を取り巻く環境は大きく変化してきています。神奈川県サッカー協会においては、サッカーを通じてスポーツ指導者や審判の育成、技術の向上、少年~一般また国際にいたる各種大会の運営等々、業務委託や調整において、任意団体としての機能では限界が生じ「法人化」へ向けて検討してまいりました。現在、今年度中の法人化を目指し活動をしておりますので、皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。