広報委員会TOP KANAGAWA Soccer News 観戦ノート


第23号(平成14年8月20日)

■興奮のワールドカップ観戦記
6月30日 横浜国際競技場が熱く燃えた

 華麗な個人技で我々を魅了するスター軍団ブラジルとブラジルと並ぶW杯制覇4度目をねらうドイツの戦いとなった決勝戦。
 ドイツの粘り強い守りにブラジルは苦しみ、0-0で前半を折り返したが、後半22分カーンが前にはじいたリバウドのシュートをロナウドが押し込んでGOAL、そして34分ロナウドの決勝2点目が…。 試合終了のホィッスルと共にスタンドからは、「ブラジル!」コールがわきあがった。
 5度目の優勝!サッカー王国ブラジルブラジルサポーター達の歓声の中、ゴールポストに寄り掛かり遠くを見つめるドイツ守護神カーンの姿。天国と地獄 これがW杯なのかもしれない。
 ブラジルのキャプテン、カフーに 世界一の証・「ワールドカップ」が手渡された時、競技場の天井から銀色の紙ふぶきと270万羽の折り鶴が舞い降りて彼らを祝福した。
 ブラジルおめでとう!
 W杯の余韻がまだ残る翌朝、サッカーボールを蹴っている子供たちの姿を見た。
「オレはロナウドだ!」「よし、オレはカーンだ!」などとスター選手の名前を挙げながらプレーをしている子供たち。W杯は、未来を担う子供たちに夢を、希望をあたえてくれた。
 今回のW杯に感動した子供たちの中から、きっと将来の日本代表が誕生するに違いない。
(藤沢市 K・K)