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【平塚競技場-第1試合】 「弥栄西」1 VS 「法政ニ」0

弥栄西の粘り勝ち
 「普通に見てもおもしろい試合」。
 一方の応援団が試合中にもらした言葉である。弥栄西VS法政二のゲームは、敵味方抜きにして、見ごたえのある試合となった。

 今年9月の「スーパーリーグ」にて強豪を制して勢いに乗る弥栄西はタテのスルーパスでゴールを狙う。これに対する法政二は終始サイドに展開して弥栄西のディフェンスをかわしてゴールチャンスを作る。
 両チーム共に無失点で前半を折返したが、後半25分、養父選手からのロングスローに雑賀選手がヘッドで合わせて先制点をもぎ取った弥栄西が、その1点を最後まで守り抜いた。
 自らの持ち味を「粘り強さ」と自負する弥栄西だけに、我慢を重ねながらも1チャンスを確実にモノにしたことが今回の勝因となった。
 弥栄西 内田監督は、「更にボール回しをシンプルにして、1対1で勝負できるチャンスを見つけていくことが必要」と今回の修正点を挙げるものの、準決勝以降の試合を睨み「うちのチームには他の3チームよりも必ず何か秀でるものがある。それを活かして№1を狙いたい」と意欲を燃やす。(担当S)