 公立3強の1校、厚木北を率いる小林監督
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【平塚馬入ふれあい公園-第2試合】 「厚木北」0 VS 「桐光学園」4
果敢に攻撃仕掛ける両校
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前半、後半で2点ずつ得点を決めた桐光が4-0で勝利。結果だけを見ると圧倒的な差があるように見えるが、厚木北も10番の鈴木選手を中心に前線で体を張り、サイドからの攻撃を有効に使い何度か決定期を作る。しかし、前半の内に追加点を決めた桐光が自力を見せて、後半にも追加点を上げ勝利を納めた。両校とも果敢に攻める姿勢は爽快で、最後まで目が離せない展開だった。
桐光学園
中盤を制して左右両サイドからの攻撃が魅力の桐光学園。佐熊監督に注目して欲しい選手はと聞くと、「サイドにいる11番久場選手と13番鈴木選手、それとトップの20番舩山選手」と答えてくれた。実際に3選手とも素晴らしい活躍をしてくれた。試合に望む姿勢は、「自分たちのゲームをして質を高めていくこと、いつも通りのサッカーをすること」。監督の答えは終始控えめで、この謙虚な姿勢が強さの秘訣なのだろうか。
厚木北
僕は、公立高でありながらベスト8進出を果たした厚木北の秘密を見つけようと思っていた。その答えは、小林監督との会話と試合中の選手を見ていて少しだけ判ったような気がした。4-0と完敗の試合だったが、決して守備的になることをせずに自分たちのサッカーを見せてくれた厚木北。のびのびとプレーし、何度か決定期も作りだし桐光相手にも負けてはいなかった。試合後挨拶をする選手の顔には、敗れたにもかかわらず涙ではなく笑みがこぼれていた。練習した力を全て出し切った満足感だと思った。笑顔で挨拶のできるサッカー。素晴らしいサッカーに出会えた選手が羨ましかったです。(担当I) |
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