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【平塚馬入ふれあい公園-第1試合】 「桐陰学園」1 VS 「日大藤沢」0

桐蔭学園、先取点堅持し1勝
 前半、桐蔭が攻勢をかけ早い時間帯に1点を取った。右サイドから上がったセンタリングに9番の慎田選手が利き足でない右足で合わせ先制。後半に入り追いつきたい日大藤沢が選手を替えて徐々にペースを握るが、得点を奪えず試合終了。桐蔭は途中交代でユース代表の阿部選手を出場させたものの、疲れからか良いところは見せられず。

桐蔭学園

 試合は桐蔭高校の中盤に注目していた。なぜかというと、試合前に山本監督に「理想のサッカーは」と質問をぶつけると、「攻守の切り替えを早くして、少ないパスでシュートまで持っていくこと」と答えてくれたからだ。前半はサイドを使った攻撃から前線でチャンスを作り、早い時間帯に得点を上げることができた。後半は疲れからかやや攻め込まれる場面もあったが守備が耐えて1-0で勝利。試合後、再インタビューしたときに監督は、「もっともっとできる選手たちだから」コメントしてくれた。買って兜の緒を締める山本監督でした。

日大藤沢

 日大藤沢の印象は、良く声が出ているチーム。仲井真監督は試合中もずっと立って大きな声で指示を出す。そして、選手たちも常に声を出していた。中でも特に声が大きく目立ったのは、DFラインで6番を付けたキャプテンの長谷選手だった。大きな声で指示を出し、試合終了間際には「下向くな!」「まだある、まだチャンスある」とチームメイトを鼓舞する姿が印象的だった。その姿こそ日大藤沢と仲井真監督のサッカーなのだと感じることが出来た。 (担当I)