|
|
【三ツ沢球技場】 「桐蔭学園」3VS「弥栄西」1
桐蔭、総合力で勝る
|
冬の選手権出場をかけて闘う神奈川県予選大会決勝は、三連覇を狙う桐蔭と U-18関東リーグ初代優勝校弥栄西との対決となった。
前半早々から弥栄西は素早くサイドへ展開し、11番山本、18番早田を中心にセンタリングを上げる。中央で10番小俣に合わせるが、桐蔭のDFに跳ね返される。
前半30分頃まで弥栄西の攻撃を抑えた桐蔭が、左サイドバックの5番高松のオーバーラップを利用し反撃を始める。
後半、前半から早いプレスをかけていた弥栄西に疲れが見え始め、逆に桐蔭はDFの裏へとボールを入れる作戦でペースを握る。
弥栄西はDFラインを下げられて苦しい展開。
前線との距離が空いてしまい、中盤でクリアボールを桐蔭に拾われるため苦しい展開に。後半19分、左サイドから10番松永のロングスローがペナルティエリアへ。18番渡辺がバウンドに上手く頭を合わせ、先制点を決めた。
続けざま、11番阿倍の得点と思われる場面もあったが、判定はオフサイド。流れは桐蔭ペースになり、26分に2点目を16番栗原が、28分には3点目を好調5番高松が20mのロングシュートで決めた。弥栄西はロスタイムに1点返すが、試合終了。
お互い力を出し尽くした、決勝戦らしい見応えのある攻防だった。
11月18日には第81回全国高校サッカー選手権の組み合わせも決まった。
桐蔭の一回戦の相手は、愛媛県代表の松山工に決定(12月31日三ッ沢競技場14:10)。
神奈川県の代表として国立を目指して頑張って欲しい。
|
|