神奈川県女子ユース（U-15）選手権大会を振り返って

2005年にYSCCコスモスを発足し、2006年からU―15選手権への挑戦をスタートさせました。思えば某東京の有名チームには招待大会でも０−２０という記録的な大敗をし、県リーグでも人数が集まらずに3部で8人ぎりぎりで試合をしたり、公園での練習はコーチも含めて5名しかいなかったり、そんなチームがやっと・・・そんな中、4度目の正直で準決勝の壁を破り、その勢いで優勝をする事ができました。

これは先輩達が諦めずに、どんな強敵にも立ち向い、勝負を挑んできた結果だと思います。

コスモスは選手が一番泣くチームだと思っていますが（監督が厳しくうるさいので）『必ず涙の向こうには素晴らしい事が待っている。夢は実現するものだ』と選手たちに言い続け、練習に取り組んで来ました。

今年の歓喜の優勝は過去3度の準決勝敗退の中、選手たちが懸命に涙とともに戦った3位決定戦の結果だと確信しています。

やっとつかんだ関東初挑戦です。先輩達の気持ちを背中に神奈川のチームとして恥ずかしくないチャレンジをしてきたいと思っています。

グランドもなく、弱小である我々と試合をしてくださる全てのチーム関係者の皆さま、またスポーツの素晴らしさを経験させていただける舞台を提供していただいている関係者の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。