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関東U-16トレセン 2009
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スタッフ日記
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試合当日に会場にて販売しています
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関東U-16トレセンリーグ 2009 >> スタッフ日記 >> 第1節
2009年4月29日(水・祝) 11:00 @茨城・卜伝の郷運動公園 多目的広場
神奈川 U-16前半茨城 U-16
後半
庄司恭平(前半13分)
大野成輝(後半26分)
熊谷アンドリュー(後半36分)
得点(後半26分)谷川貴也
原田健利(前半30分)
山田融(後半34分)
警告(前半2分)鳥波将斗
退場(前半18分)中川義貴
【テーマ: 素早い攻守の切り替えとその連続性、コンパクト】
「神奈川は昨年度のこのリーグ、そして国体チャンピオンだが、今年のチームとはまったく関係ない。チャレンジャーとして、一年間戦っていこう!」
 そう言って、選手たちをピッチに送りだした。
 試合の立ち上がりは、初戦ということで硬さがみられ、リスク
を背負わず堅いブロックを敷く相手の戦い方になかなか攻撃のリズムを生み出せなかった。 ポゼッションは神奈川も、積極的なアクションを起こさず、足もとへのつなぎだけでは相手の背後を突けない。前半はフィニッシュまでの崩しがほとんどなく、逆にロングボールやポストプレーから裏を狙う相手の攻撃に何度か危険な形をつくられた。そんな中で相手GKの処理ミスをFW庄司(1年・日本大学高)が冷静に決めたのは大きかった。
 ハーフタイムには攻守にわたる積極性(特にサイドでの仕掛け)と連続性、DFとMFの間のルーズボールの処理、素早い球離れと運動量をもって戦うことを要求した。
 後半、右MFに向吉(1年・横浜FMユース)を投入すると熊谷(1年・横浜FMユース)とのコンビネーションや積極的な縦への突破が出始め、さらに途中出場の鈴木(1年・横浜FMユース)が高い位置でタメをつくり、バイタルエリア周辺で前を向く機会を演出。しかし、時折悪いボールの奪われ方から相手の素早いカウンターにつながり、まったく気が抜けない状況が続く。そして、自陣での処理ミスから相手の素早い突破を招き同点に追いつかれた。1分後に熊谷からのスルーパスをこの日苦しんでいたFW大野成(1年・湘南ユース)が決めて再び神奈川がリードする。これが、この日のターニングポイントだった。「さあ、これから」という相手の勢いを即断ち切ることに成功。これで落ち着きを取り戻した神奈川は、交代出場のFW斉藤翔(1年・湘南ユース)のファーストプレーがアシストとなり、熊谷のゴールを生んだ。
 最後は神奈川の攻撃力が光ったが、運も味方し勝つことができた。クロスの処理やシュートストッ
プに抜群の安定感を見せたGK下川(1年・横浜FCユース)、スピードのある相手FWをよく抑えたDF遠藤(2年・湘南ユース)らの集中力には敬意を表したい。また、控えメンバーも心構えや用具管理・水汲みといった仕事に対する素晴らしい姿勢がみられた。まだまだ課題は多いが、次節(5/24・山梨会場)までに修正していきたい。
神奈川U-16トレセン監督
永山 晃(浅野高)
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