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関東U-16トレセン 2009
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関東U-16トレセンリーグ 2009 >> スタッフ日記 >> 第6節
2010年2月20日(土) 13:00 @茨城・鹿島ハイツスポーツプラザ
神奈川 U-16 前半 千葉 U-16
後半
見留耀太(前半 分)
大野成輝(後半 分)
梅津駿(後半 分)
得点

警告
退場
 第5節を戦ってからすでに2か月以上が経過し、難しい連戦となった第6・7節。まずは千葉との対戦。来年度(2010年度)国体本大会の開催県である千葉は、その大会にも出場資格のある選手を中心にチームを組み、気合が入っている。神奈川もこの2日前に横浜F・マリノスユースに胸を借り、トレーニングマッチを行ってきた。まだまだできないことが多いことを確
認できた。今回が最後となる遠征も、新潟国体に出場した選手を中心に、さらに選手層を充実させてこの日を迎えた。
≪前半45分≫ 序盤は落ち着かないペースだったが、徐々に神奈川がポゼッションし始める。中盤でのショートパスに対して厳しいプレッシャーをかけてくる千葉は、奪った後にリズムの良いパスワークと切れのあるドリブルで神奈川陣内に速い攻めを仕掛けてくる。神奈川のポゼッション時間が長くても、どうしてもタッチ数が多くなり相手のチェックを受け、よい組み立てができない。サイドでは左のMF斉藤翔(湘南ユース・1年)やDF門井(日大高・1年)が、右のMF向吉やDF木村(ともに横浜FMユース・1年)が突破を試みるも、パスやオーバーラップのタイミングがかみ合わずに最終ラインをなかなか突破できない。そんななか、ボランチの熊谷と鈴木雄(ともに横浜FMユース・1年)が何とか中盤でボールを受け、ロングパスで左右へ大きく展開し始めると、18分、熊谷の精度のある右へのサイドチェンジから起点をつくり、木村のクロスに見留(湘南ユース・1年)が頭で合わせて神奈川が先制する。
 その後も相手の中盤での厳しいプレスはつづき、悪い奪われ方からリズムを崩すことが多い前半戦であった。
≪ハーフタイムの指示≫
・時間をかけたポゼッションが相手に狙われてしまう。DFやMFがもっと少ないタッチ、早いタイミング
 でFWの足下にくさびを入れたい。FWは相手DFラインとMFの間で、ギャップを見つけてうまく顔を出
 してほしい。
・サイドではもっと縦への勝負を仕掛けること。
・相手の縦パスに対してあと一歩寄せたい。
≪後半45分≫ 後半開始直後、前半から膝の裏を痛めていた熊谷を47分に交替させると、組み立ての足がかりがさらに減り、自陣に押し込まれる苦しい時間帯が訪れる。しかし、CB金沢と原田(ともに横浜FMユース・1年)のコーチングとカバーリングが光り、なんとか無失点で切り抜ける。すると61分、見留に替わってFWに入った平敷(川崎ユース・1年)が攻守に鋭さを見せ、流れを変えた。千葉の出足が徐々に鈍り始めた67分、相手DFの処理ミスをFW大野(湘南ユース・1年)が右足でうまく合わせて追加点。さらに69分、熊谷に替わって途中出場したMF梅津(日本大学高・1年)が木村の右CKをニアで頭で合わせてゲームを決めた。
 前半から相手を圧倒する「速いプレッシャー」や「出足の良い動き出し」があまり見られず、タッチ数
の多いポゼッションで判断の素早さがあまり感じられなかった一戦ではあったが、悪いながらも勝利に結びつけることができたのは勝負所での個々の集中力があってこそ。
 同時刻のキックオフで行われていた2位埼玉と茨城の一戦は、埼玉が勝利。この結果、勝ち点2差のリードで神奈川首位、埼玉2位のまま明日の最終節を迎える。
神奈川U-16トレセン監督
永山 晃(浅野高)
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