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関東U-16トレセン 2009
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日程・試合結果
スタッフ日記
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試合当日に会場にて販売しています
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関東U-16トレセンリーグ 2009 >> スタッフ日記 >> 第3節
2009年7月20日(月・祝) 11:00 @群馬・草津町本白根 第5グラウンド
神奈川 U-16 前半 群馬 U-16
後半
大野成輝(前半30分)
高橋愛斗(後半8分)
斎藤彰太(後半20分)
得点 (後半23分)山田悠太
(後半28分)湯川純平
原田健利(後半34分)
警告 (後半36分)山下裕天
退場
 この日を迎えるまでに広島県トレセンや大学生などに胸を借り、守備における弱点の修正を行ってきた。 早いプレスやフィジカルの強さを経験し、何より各所属チームでの厳しいトレーニングをこなして選手たちは逞しくなってきている。 前日に会場の群馬県草津町へ移動。宿舎に到着後まもなく自主的にコンディショニングを行うなど、意識の高い選手が多い。トレセン
リーグも第3節ということで、ともに闘ってきた仲間との信頼関係ができ、「一つのチーム」になっている。 ゴールマウスには欠場の下川(1年・横浜FCユース)に代わり山下(1年・桐光学園高)が入る。 ゲームキャプテンは中林(2年・川崎U-18)。
≪前半45分≫群馬チームは前橋育英高を主体とした力強いチームだけに激しいプレスや スペースへの動きだしを予想していたが、いざ試合が始まると前からの寄せはさほどではなく、中盤のバランスを保ち、 リアクションを狙ってきた。MFに前を向かせるべくショートパスを試みるが、乾いた芝にパススピードが奪われ、 中盤で悪い失い方が幾度もあった。第1節でもそうだったが、ポゼッションできると足元で受けようとする選手が増え、 相手の視野の中でのプレーとなり、突破を試みる前にボールを失って速攻を受けてしまう。CKをもらうも2度もそこから カウンターを受けるなど、落ち着かない前半戦であった。30分に右SB山田融(1年・横浜FMユース)がシンプルに早めのクロスを 入れると、大野(1年・湘南ユース)が右足できちんと合わせて先制。苦しみながらも1点もぎ取ってきた。
≪ハーフタイム≫ オフザボール時のアクションが少ないことを指摘。突破を試みなければ足元でもボールは受けられない。 リードしている神奈川こそが攻守にわたる積極性を出そうと指示。バックアップメンバーはいつでも使ってくれと言わんばかり、 準備に余念がない。頼もしさを感じつつ後半を迎える。
≪後半45分≫攻撃時の判断スピードが上がり、リズムよくボールが動き始めたと思われたが、 この日はアタッキングサードでのキープ力を欠き、なかなかフィニッシュまで結びつけられない。しかし、52分、 運動量がありプレスキックに定評のある木村(1年・横浜FMユース)を投入すると、直後彼の鋭いCKからFW高橋 (1年・東京Vユース)がニアで頭で合わせて追加点。疲れが見え始めた群馬に対し65分には同じく途中出場したばかりの 齋藤彰(1年・横浜FMユース)が裏への抜け出しを見せ、ファーストタッチで3点目をゲット。熊谷(1年・横浜FMユース) の柔らかなスルーパスとのタイミングは絶妙であった。しかし、ここから群馬が粘りを見せる。68分には速攻から失点、 73分にもPKから2点目を奪われ、最後まで神奈川ゴールに迫る姿勢を崩さない。対する神奈川は明らかに足が止まっているシーンが 見られた。GK山下の冷静な対処もあり、何とか逃げ切る形でこの試合を終えた。 国体関東ブロック大会(8月18〜19日・千葉開催) の相手は攻撃力の高い千葉県に決定したが、それに向けて課題が残る終盤の戦い方であった。今日の得点で大野は得点 ランキング首位(4点・第3節終了時)に立った。
 今後チームは8月7〜9日の日程で第23回大阪招待国際ユース(U-16)大会(出場チーム:上海選抜、韓国・蔚山選抜、大阪選抜)に参加し、 ここで修正・強化を行って国体関東ブロック大会に挑む。酷暑のなかでの彼らの奮闘に期待したい。そして、翌日になって吉報が届いた。チームの
主軸であるMF熊谷とDF遠藤(2年・湘南ユース)がU−16日本代表として第10回U-16豊田国際ユース大会(8月6〜9日) に招集された。健闘を祈りたい。しかし数日後、持ち前のスピードでチームに貢献していた平敷(1年・川崎U-18)がトレーニングマッチで足首に重度の捻挫(全治6週間)を負ったという非常に残念な知らせがあった。早期回復を願うばかりである。
神奈川U-16トレセン監督
永山 晃(浅野高)
■みなさん、はじめまして。GKコーチの小澤です。技術やセンスはまったくありませんが、闘う姿勢と最後まで 「絶対にあきらめない!」という気持ちだけは負けないようにチームの活動時には、“ノースリーブ”で選手とともに闘っています。 今年の神奈川県U−16トレセンは、みんながチームのために、仲間のためにグラウンド内外で働けるメンバーで構成されています。 ぜひこのメンバーで新潟国体出場と「ビッグスワンで歓喜を!」と頑張っています。今後ともご声援よろしくお願いします。(小澤満GKコーチ/桐光学園高)
■今回の群馬遠征では、チームを立ち上げから初めて宿泊(前泊)を伴う活動となりました。 それぞれの選手が所属チームでの活動がある中で、神奈川代表チームのために選手を派遣していただき、とても有り難く思っています。その中で、この遠征はチームにとって非常に貴重な体験であり、今後につながるものとなりました。 1泊とは言え、「同じ釜の飯を食う」生活をできたことは選手同士のコミュニケーションを深める良い機会でした。 チームの雰囲気が活動ごとに良くなっていくのを感じています。この雰囲気を大事にして、国体関東ブロック予選で本大会の 出場権を獲得したいと思います。(大矢貴史コーチ/海老名・有馬中)
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